石持浅海『扉は閉ざされたまま』

ここでは、 石持浅海『扉は閉ざされたまま』 に関する情報を紹介しています。
石持さんの長編本格推理小説。「このミステリーがすごい!06年版」第2位の作品。5/13に読み終わりました。



大学で軽音楽部『アル中分科会』に所属していたメンバーである上田五月、伏見亮介、安東章吾、新山和宏、碓氷(現在は大倉)礼子、石丸孝平、そしてメンバーではなかったが、よく一緒に会っていた礼子の妹の碓氷優佳。彼らは久しぶりに、同窓会を開いた。安東の兄が成城で高級ペンションを経営していたのだが、体調をくずして休養中のため、空気の入れ換え&清掃を頼まれた章吾が旧友を呼び出し(招待し)たのだ。そしてこの同窓会で、伏見は新山殺害計画を立案し、決行した。しかし、いわゆる密室状態になっており、しかも高級ペンションのために扉を壊すことも窓を壊すことも簡単には出来ないため、他のメンバーは不審に思いながらもどうすることも出来ずにいた。そして伏見の巧みな話術によって、部屋の中で事故で亡くなっているのではないかと思い始めていた...ただ一人、碓氷優佳を除いては・・・

という事で、これも長編ミステリーですが、一応目次も。

○ 目次 ○


  • 序章 扉は閉ざされた

  • 第一章 同窓会

  • 第二章 談笑

  • 第三章 不審

  • 第四章 対話

  • 終章 扉は開かれた




なるほどねぇ...普通の本格ミステリーなら、密室が作られても扉を壊すなり窓を壊すなりして被害者の死亡を確認するところなのですが、それが出来ない状況。それでもなお、僅かな齟齬を頼りに、推理を進めていく・・・これはすごいです。難易度が高いです。それだけに面白い。でも、この碓氷優佳や伏見亮介にはあまり近づきたくないなぁ... (^_^;;;

ところで、この表紙の絵、どれが誰なのかな?6人しかいないので、新山は描かれていないのでしょう。女性は3人。メガネをかけているのが五月、そしておそらく、右が礼子、左が優佳かな?問題は男性。どこかに容姿の記述があったかもしれませんが...多分、一番左の半顔が安東、その右が伏見、そして一番背が低いのが石丸...かな?カバーイラストはサイトウユウスケさんと書いてありますが、とてもうまいです。
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